2021-05-27 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第14号
その支店機能を担っていただいているというところだと思いますので、しっかりこれまで以上にコミュニケーション強くやっていただきたいなと思いますし、農林中金自体でも、運用利回りちょっと調べてみましたら、国際部門ではメガバンクを凌駕する運用成績を上げておられまして、具体的に申し上げますと、三菱UFJグループが国際業務部門の運用利回りで二・二九%、みずほは二・三%、SMBC二・五五%、対して農林中金は二・九%
その支店機能を担っていただいているというところだと思いますので、しっかりこれまで以上にコミュニケーション強くやっていただきたいなと思いますし、農林中金自体でも、運用利回りちょっと調べてみましたら、国際部門ではメガバンクを凌駕する運用成績を上げておられまして、具体的に申し上げますと、三菱UFJグループが国際業務部門の運用利回りで二・二九%、みずほは二・三%、SMBC二・五五%、対して農林中金は二・九%
○国務大臣(与謝野馨君) 多分、この議論の構造というのは、農水省の人が金融庁に来て農林中金の担当者をやると緊張関係がなくなるという、多分中川大臣の議論の立て方だと思いますけれども、やはり金融庁の側から考えれば、日本全体の金融を理解するためには、農林中金自体の知識も必要ですし、県の昔の信連の知識も必要ですし、単位農協の在り方に対する知識も必要なわけでして、農協全体あるいは系統金融全体に対する知識というものが
加えまして、先般、委員御指摘のとおり、農林中金自体も今後の業績の下方修正を公表いたしましたけれども、これは当然、元々農林中金、国際基準であります八%を大幅に上回っておりました。ただし、やはりこういった毀損するという問題も、債券の毀損もありまして、自己資本比率は下がるわけでありますけど大きくは毀損しないと、こういうふうに考えておるところでございます。
それから劣後ローン、劣後債務の導入が五千億円ということで、これは国際基準を、農林中金の場合国際基準が適用されるわけでございますが、さっき三段階での集計も申し上げましたけれども、農林中金自体で国際統一基準の規律、ルールでございます八%を超えるという状況になるというふうに承知をいたしております。
また、農林中金自体の今回の資金運用規制の緩和等によりまして、農林中金の収益力の向上にも寄与することができれば、それがまた信連やあるいは単協への配当金等という形で具体的にあらわれてくるというふうに思います。
しかも農林中金に至っては、五千六百かそこらの内部留保しかないのに今回二千億の負担をし、そしてまた協同住宅ローンの二千億の負担を農林中金自体でやるということになりますと、五千数百億の中の四千億という内部留保を農林中金は吐き出していかなければならない。
こういう状況にその実情を教えてもらうだけでなくお願いしたいことは、農林中金自体がこれにどれだけのことができるのか、こういう状況下に何をしてくれるのかということを僕はお願いしたいわけです。そういう点でカンフル注射的なこともという言葉もあって、まさに当面カンフル注射をお願いしたい、私はこういう立場です。
それからこれは農林中金自体の問題でございますから、農林中金として厚生年金にとどまるか、あるいは農林年金に加入するかということは、中金自体がある程度決定すべきことでございます。もちろん、このためには法律改正が必要になりまして、国会の御審議を仰がなければならぬ問題でもあるわけでございます。現在、その点につきましては私どもも先般そのような御議論がございましたので、中金にどうかということを聞いております。
なお、農林中金自体につきましても、農林中金の現行法が、四十八年には法律の一応の期限が来るというような問題もございます。当然に今後農林中金を頂点とする農林系統金融のあり方という問題については、金融問題としても十分検討していかなければならない問題である、われわれもそう存じております。
そのことをいささかも私は否定するものではないわけでありますから、その資金源が豊富に供与されるということが確実であることは繰り返し申し上げるのでありますが、農林中金自体が、系統外融資云々ということで大きく騒がれておりますけれども、それにはそれなりの理由があるわけでありますが、それはさておいて、それらの資金がこの転貸等でスムースに系統内部に再投下されるということが、現実には切断されておる。
○小平(忠)委員 農林中金自体が、農協が使い切れないというような立場において、短期の資金を系統外に一時回すというような便法は、これはわれわれも準系統機関というような立場において了承できるのでありますが、私は農村の現状は、使い切れないというようなことは、常識としても考えられないのじゃないかというふうに思うのであります。ですから今後努めて系統外に流すようなことのないように御配慮いただきたい。
これを農林中金自体で日銀から何とかの方法を講じてもらわずにできるかできないか、ひとつ御答弁願います、。
○政府委員(藤田巖君) 家畜等も含めまして二十五年度末までに不足金を生じますもの約二十億円に上るものでありますが、それをどうするかということでございますが、それは先ほど大臣からお話がございましたように、勿論、金融機関は農林中金から借りることになるのでありますが、農林中金自体の資金繰りでは到底さようなものは出ない。これは明らかであります。従つてそれについては預金部が後ろ楯をしてやつて行く。
○赤澤與仁君 農林中金をしてこの資金の融通をなさしめるということで御配慮頂いておるようでございますが、農林中金自体といたしましても、非常に資金繰りが面倒で、資金繰りに困ることであろうと思いますわけであります。一方又融資の対象でありまする事業連合会自体は、融資の対象としての金融べースに乗らざるものだと思うわけであります。
そこでかりに災害をこうむらない府県の供出代金が農林中金で集まつて来ましたといたしましても、それは農林中金自体が若干資金繰りがよくなるだけであつて、災害をこうむつた府県の農業協同組合の資金は、一向潤つて来ない。そこでそのほかにまた災害の復旧をいたします場合には、来年度の作付に間に合うように工事を復旧しなければならぬ、こういう期限的に差迫つた問題がある。
その場合におきまして從來御承知のように、中金については政府の出資というようなことが問題でありますが、今後におきまして農林中金自体を、農業復興金融金庫と同樣な性格に切りかえることができるかどうかというような問題、それからもし農林中金に対して政府の出資ということを考え得られないというような場合には、長期の農林水産業に対する事業資金を、いかにして調達するかということになるかと思うのであります。